EDIT
渋谷と表参道との真ん中あたり、静かな通りながらも気の利いた飲食店やこだわりの強いショップが点在する場所にこの空間はあった。路面であり、角地でもある立地のため2面が大きな開口部をもち、ショールームにでも利用できそうな空間となっている。
室内は、前入居者の造作が一部残され、壁面には棚やアクセントに質感のあるパネルが張られている。十分に設置されたスポットライト型の照明は、すぐにでもギャラリーやショールームにでも利用できそうな状態である。
ここでは外からの目線を気にせず、むしろ見てもらいたいと思う入居者に利用していただきたい。人数は多くなくとも、気の合うメンバーで、音楽が流れているようなオフィスが良いだろう。
1階でありながら、少し低い位置にあるため、通りからの直接的な目線は避けられ、なぜか側面一面は緑があるという希少な環境。
時々ある路面のオフィスで、カーテンやブラインドで閉鎖的に働くのではなく、魅せる働き方をして、この通りをにぎわすオフィスとして利用していただけると嬉しい。
EDITOR’S EYE
渋谷からも表参道からもちょうど真ん中あたりにある立地だが、両方の駅からはそれぞれ青山通りを通りアプローチする。どちらも色の違うお店が並び、寂しくなく歩きやすい。個人的にはこの辺りがオフィスを構えたいと思う理想の場所の一つでもある。