EDIT
>>LOCATION
若者で賑わう原宿駅。竹下口の改札から出ると、年中変わりなく活気ある竹下通りを正面に望む。右手の表参道口の方は、新たな原宿の顔となりそうな、新しい商業施設WITH HARAJUKUが2020年4月の開業に向けて建築中だ。竹下口を原宿から線路を左にして進むと、ものの数分で落ち着いた街並に変わる。行き交う人もティーンエイジャーは殆どいない少し落ち着いた世代となり、この辺りでは珍しいちょっとホッとするエリアだ。更に街路樹の続く歩きやすい歩道を少し進むと、2014年に完成した、原宿の街のnewfaceを見つける事ができる。
>>SPACE
今回の募集は1Fから4F住居区画までの4フロア1棟。2、3Fは全く同じ空間で、レイアウトのしやすい綺麗なかたちをしている。床はシックで質感のあるフローリングと、清潔感あるタイルのツートン。少しばかり照明レールの主張が強いのが気になるが、ペンダントライトなどを垂らすことで、目線を低く逸らさせうまくごまかしていただければと思う。
4Fは1LDKの住居仕様となっていて、充実のキッチンやシャワールームも完備。仕切りを開ければワンルームのように繋がり、他のフロアよりは小さめになるが、使い勝手は悪くなさそうだった。コンパクトな建物ながらエレベーターもあり、配慮の行き届いた建物とも言えるだろう。
>>WORKSTYLE
築浅であり、このエリアでこの仕様。容易く存在感のあるおしゃれ企業が入居するのが画に浮かぶ。各フロア独立した設計となっているのだが、今回は1棟丸ごとでの募集のみとなる、元々駐車場だったという1Fはサロンのようなラウンジスペースとして設え、2F・3Fでしっかり働く、そんな割り振りでスムーズに利用できそうだ。4Fに関しては、大きめのダイニングテーブルを置いて、スタッフみんなでランチタイムを過ごしたり、寛ぎとコミュニケーションの場として少し余裕を持った使い方もアリだろう。
少し躱した原宿。この街のニューフェースとしてその存在感を発揮するために、楽しく、大胆に、且つ、トコトン働いてみてはいかがだろうか。この建物には、そんな働き方ができる要素が詰まっている。
EDITOR’S EYE
オフィスとしてのご紹介をさせていただいたが、立地的にはショールームや、目的性の高いサービス店舗などにも対応可能だ。移転や、新規出店はその行為自体も新鮮でやる気に満ちあふれているが、更にこの物件には築数年というオマケまでもついている。そんなこの建物は、スタッフ一同で、鼓舞できる環境でもあるのではないだろうか。