神宮前オフィス・店舗|1棟貸し 元カフェ居抜き
EDIT
賑わう表参道に存在感を漂わせる、ラルフローレンの脇の小道をご存知だろうか?神宮前小学校との間の細く長く続く道。名称としては神小通り(じんしょうどおり)となっているが、このエリアを良く知る人でさえあまり知られていない程度の名前だ。でも、このキャットストリートと並行して続く小道沿いにも、このエリアらしいショップや壁面いっぱいのグラフィティなど、独特でありながら心地よい雰囲気感じる事ができる。この物件はそんな神小通りの奥の方、人気もだいぶ落ち着いた穏やかな場所にひっそりと佇んでいる建物だ。
募集は1棟丸ごと。建物全体にツタを纏い、季節によってその印象を大きく変えるキャラの強い建物。もちろん夏には、白い壁面はツタの葉に覆われ、緑の館となる。敢えて手入れをしない事で得られる魅力は、行き交う人の視線を奪う程だ。建物入口脇には、大きな折れ戸による開口部があるため、良い季節にはテラス席として、、とのっけから夢は広がる。建物自体は地下1階を含む2階までの3層。以前カフェとして利用されていた1階は、カウンターのみ残った状態で、入口部分のテラスへと直結する空間。3フロアの中で一番広い地下は、奥の天窓により若干の光を得られるが、基本薄暗さは否めない。ただ、綺麗なカタチをしているのと天井高がとれているため、自由度の高さは感じて頂けるだろう。2階は窓も多く明るい。屋根のカタチに沿う様な三角天井がより開放感と空間としての面白さを演出しているため、地下、1階とはまた違う魅力を感じる事ができる。
季節によって切り替わる外観。入口脇にあるテラススペース。元カフェの名残りも残す1階に、多少の音出しも許容してくれるだろう地下。そして、屋根裏部屋の様な雰囲気すら感じさせてくれる健やかな2階。こんな個性的な面をいくつも持ち合わせつつも、現状での引き渡しのため、当然改修も自由なのが嬉しいところ。(事前申請は必要)
それぞれ用途のイメージが膨らむ3層を如何に楽しむか。この建物によって与えられた自由を満喫して、貴方らしい働き方に結び付けて頂きたい。
EDITOR’S EYE
現状渡しが前提となる為、入れ替え必要な設備もある。少々創り込むには費用もかかるところだが、ここまで自社のスタイルをやりきれる物件は少ないだろう。用途、空間、働き方と与えられた自由はとにかく多い。このエリアを満喫しつつこの自由の館で遊ぶように仕事をしてみて頂きたい。