駒場オフィス・SOHO | 最上階メゾネット空間
EDIT
>>LOCATION
渋谷駅より京王井の頭線で2分の駒場東大前駅。その駅前から徒歩1分の立地にある今回の建物。総合的な物件のクオリティを加味すれば、そのアクセスが必ずしも評価を下げることはないだろう。どこかアカデミックな雰囲気と閑静な住宅街とが入り交じる、穏やかな街並の中にある物件をご紹介したい。
>>SPACE
コンクリート剥き出しの外観が印象的な建物、室内は3Fから5Fの上下3層の空間となる。3Fはエントランスホールと個室が1つ。4FはコンパクトなLDK、そこから吹き抜けで繋がる5Fは、変則的なかたちをしているが、明るくユニークで、屋根裏のような雰囲気が遊び心を刺激してくれる。本来は居住空間なので、キッチンなどの水廻りは充実の設備と言えるだろう。室内は無機質なコンクリートと暖かみを感じさせる木質部材とのツートン仕様となり不思議な落ち着きを感じさせる。
3Fエントランス脇の1室は、完全に個室化しているので、プライベートスペースや会議室としての利用に丁度いい。4F、5Fはうまくレイアウトして執務スペースとして。明るい最上階には固定席がしっくりくるだろう。4Fには大きめのデスクを設置し、フリーアドレスとしてスタッフが思い思いに働く場にしてみてはいかがだろうか。充実したキッチンとも同じ空間にある為、デスクは謂わば皆の集まるダイニングテーブルのような存在になるだろう。
>>WORKSTYLE
小規模な企業のオフィスには丁度良く、このサイズ感でしか味わえない、共に働くスタッフとの距離感を楽しんで頂きたい。無機質と柔らかさが同居する、居心地の良いこの物件。家族の様に机を囲みながら働く企業にはまたとない環境だろう。WORK、LIFEなど敢えて区別せずこちらも同じテーブルの上で捉え、目一杯このオフィスでの時間を楽しむ。少数精鋭企業が、その結束を深めるには見逃せない物件となるはずだ。
EDITOR’S EYE
どこか懐かしさを感じる駅前には、ランチタイムになると良い香りの漂わせる飲食店が並ぶ。日々のローテーションの心配は無用なものとなるはずだ。