六本木オフィス | 最上階メゾネットSOHO 大型バルコニー付
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六本木ヒルズから有栖川方面へ伸びる、通称テレ朝通り。この通りと外苑東通りを結ぶゆるやかな坂の中腹に、モダンなホワイトキューブの建物がある。美術館とも見間違える端整な顔立ちで、入り口を抜けた先に広がる大きなパティオが来る者を圧倒する建物。そんな建物最上階に、これまでオーナーの住居として使われていた区画が募集開始されたので紹介する。
3Fの1LDK、3-4Fの3LDKが2つセットになった、いわゆる4LLDDKKの規格外のサイズ。という事で、内部の作りを細かく説明すると混乱してしまうので、まずは雰囲気だけでも感じて頂ければと思う。この物件の顔となる4Fのリビングへ向かうと、そこにはタメ息すら溢れる空間が現れた。大きく吹き抜けた爽快な箱と、3面に空けられた無数の窓面、正面には大きなバルコニーも広々と設置されている。そこから眺める景色は六本木ヒルズなどの六本木ビル群も射程圏内にあり、まるでハリウッドセレブが住んでいそうな贅沢空間が広がっていた。このLDKを筆頭に、もう一区画のLDKや複数のスペース、水回りなどが展開し、統一してガラスと白を基調としたモダンスタイルは、ゴージャスな仕様が多い西麻布の高級レジデンス界の中でも異端児と言える存在かもしれない。
明確に2つの区画に分かれているので、例えば1LDKはレジデンス、3LDKはオフィススペースとして使い分けも可能だろう。扉一枚で出社可能な最短距離のオフィスであり、オフィスに便乗して数ステップ先の暮らしを叶える事も出来る。または全てオフィスとして使用し、様々なスペースを利用したフリーデスクを取り入れて自由気ままに働く事も考えられる。どのような働き方にしろ、LDKとその先に広がる風景によって他者を圧倒し、格の違いを見せつけてみてはどうか。その為には少々予算をアップさせたとしても、その価値はありそうだ。
EDITOR’S EYE
久々に現れたハイクオリティーのレジデンスタイプの空間。住居契約や賃料の設定などなかなかハードルは高いが、このタイミングを逃したら次はいつこのような空間が現れるかわからないだろう。気になったら是非取急ぎで。