代々木上原オフィス|レジデンス仕様空間
EDIT
>>LOCATION
大人が好む街、代々木上原。都心部へのアクセスも良く、落ち着いた雰囲気のある高級住宅街として、安定した人気を誇るエリア。駅前には、絶妙に肩肘の張らないオシャレさのあるカフェや飲み屋、セレクトショップなどが点在し、流行を捉えつつも落ち着ける雰囲気があることも人を惹きつけて止まない理由の一つだろう。その駅前から僅か徒歩2分という抜群の利便性をも備えた住宅街に、爽やかな出で立ちのこの物件を見つけた。
>>SPACE
同じ屋根の下、3棟が隣り合わせにくっついたようなテラスハウス。重厚な門扉の先にあるアプローチを抜けて、1番奥にあるのが今回の募集区画だ。元々外国人用のレジデンスというこの物件は、4SLDKという表記だけでは表せない充実の水まわりも備えていて、トイレは3箇所、バスルームも2箇所用意されているというゆとりのある造りだ。
リビングはフローリングの健やかな居心地の良さがあり、2Fの居室と廊下部分に敷かれたカーペットによって、周りの音が吸音され、思っていた以上に静かな心地良さを感じることができた。1Fは極めて明るいというわけではないが、窓先に緑なども感じられ、木漏れ日の中にいるような柔らかい陽の光が心地よく、そこから2Fに上がると、南側は陽当たりが確保された明るい室内で、爽快感があった。
気持ちの良い空気の流れるこの室内にいるだけで、自然と疲れや忙しさを和らげてくれるようなリラックス感を纏った、そんな空間だった。
>>HOW TO USE
立地は、人気の代々木上原というエリア、駅近、そして、穏やかな住宅街。空間は、健やかで健康的な気持ち良さ、ゆったりとして居心地は良し。そして更には賃料も抑えられているこの物件。聞いているだけで満腹になりそうなほど、恵まれた条件なので、ハマる人にとっては相当良い物件だと感じるだろう。だからこそ、ある種の危険性とも隣り合わせと言えるかもしれないと感じた。
空間の居心地の良さに比例してパフォーマンスが向上する、というのは理想的だ。しかし、空間との付き合い方を間違えて、その居心地の良さ故についつい甘えてしまうことも可能性としてはなくはない。この危険なほどの居心地の良さを誇る物件で、どれだけ自分を甘やかさずに仕事に集中できるか。ここでは誘惑に負けないストイックな強さを持つ者だけが、この空間の持つ本来のパフォーマンスを堪能できるに違いない。
EDITOR’S EYE
この物件は元々住居用として作られていて、契約形態は住居契約となる。それにもかかわらず、住居としての使用はおろか、SOHO利用も不可という矛盾のある物件。この心地良さの中で仕事をすることだけが許されるというのは、ある種オーナーからの試練とも取れるような物件なのかもしれない。