祐天寺オフィス|駐車場付き個性派物件
EDIT
>>LOCATION
場所は少し躱した祐天寺。夜遅くまで営業している古着屋や飲食店も多いなど、すぐ隣の中目黒とはまた違った、通好みとも思える独特のカルチャーも感じられるエリア。老舗店舗とトレンドショップが入り混じる面白さのある商店街の少し奥には、落ち着いた住宅街が顔を覗かせていて、オシャレさの中に垣間見える生活感に親しみが持てるのもこのエリアの人気を後押ししているのかもしれない。
そんな駅前通りを抜け、駒沢通りを学芸大学方面へ。レモンサワー発祥の店である”もつやき ばん”の赤提灯の気取らない雰囲気にほっこりしながら進んだところに、この物件を見つけた。
>>SPACE
5階建の建物の1F〜3Fが今回の募集区画。黒・黄色・ピンクとポップな印象のドアは、色によってそれぞれ別の区画へと続いている。1Fは駐車スペースと黒のドアから入る独立したコンパクトなスペースがあり、来客時には重宝してくれそうだ。黄色のドアから階段を上がった2F、3F区画は、3方向に開口部があり、低層階ながらも採光が確保された室内は明るめ。バルコニーの先に電線が視界を遮る点は少々残念ではあるが、その先に高い建物は無く、空の青さを十分に感じられる気持ちの良さが備わっていた。
2Fの床はグリーンの石調タイル、3Fはウッド調のフロアタイルと少々レトロとも思える仕上がりだが、このエリアののんびりとした雰囲気とマッチして、それが逆に妙な居心地の良さを醸し出している空間だった。
>> HOW TO USE
長閑な祐天寺というエリアに、少々個性的な物件。一般的ではないかもしれないが、ハマる人にはどっぷりハマってしまうような面白みのある物件だろう。控えめな賃料設定を活かして、直接動線がある1Fは来客用、2Fをメインのワークスペースとして、キッチン設備のある3Fはラウンジ兼用の休憩スペースにしてしまうなど、余裕のある利用も十分イメージできる。上品に整えることも良いが、敢えてこの個性を活かし、ちょっと奇抜な仕上がりなどでも、十分許容してくれるエリアだろう。
祐天寺という街は、どこかのんびりとした空気感が漂っており、午前中ではなく、お昼過ぎから夕方にかけてスタートするショップも多いので、敢えて始業を遅めに設定し、この街らしさと一体化しながら働くのも悪くないだろう。遅めの始業によって通勤時に満員電車に揺られることもなくストレスフリー、午前中の時間にも自由度が生まれ、よりリラックスした良い状態で仕事に取り組めるかもしれない。
このエリアで働きながら、その空気感がどんどん体の一部に染み渡ってきたら、もう後戻りはできない。気がついたら1人、また1人と近所に引っ越してきて、気がついたらスタッフがみんな祐天寺在住、そんな風に和気藹々と働いてみるのもいいかもしれない。
EDITOR’S EYE
駒沢通りをこの建物と反対側方面へと進んで行くと、駅名の由来ともなった約300年の歴史を誇る「明顕山 祐天寺」がある。春には満開の桜の隠れたスポットとして、夏には盆踊りなど季節を感じる住民の集う場でもあるだろう。このエリアのことがもっと好きになる、そんな場所はまだまだたくさんある。