神山町オフィス|緑が見えるSOHO空間
EDIT
電車に揺られて渋谷駅に到着し、人で溢れるスクランブル交差点を越えて文化村通りの方へ。ここから約10分以上歩く、、と聞いてうんざりしないでいただきたい。そこは渋谷区神山町。渋谷の喧騒から少し離れた高級住宅街の中に、通勤の苦労どころか思わず日常さえも忘れてしまいそうな景観を持ち合わせた空間が待っていた。
今回ご紹介する物件は、穏やかな街並から更に少し入ったマンションの一角。品のあるエントランスを抜け、辿り着いた室内はカーペットとフローリングのシンプルかつ品の良いスタンダードな住居仕様。しかし、この物件の非凡さは、空間ではなくその空間の外にあった。リビングにある大きなガラス窓の外は、溢れんばかりの緑に埋め尽くされ、思わず山の中にある別荘に来たと錯覚してしまいそうなほど静かで居心地が良い。さらにいうと、この物件はどの部屋も窓の向こう側にはもれなく緑が見えているという渋谷住所では珍しいロケーション。正確に伝えると、見えているどころではなく、囲まれていると言うべきか、もはや緑以外は何も見えないレベルだ。
世の中はプレミアムフライデーが導入されるなど、ノー残業を推奨する傾向が強い。しかし、どうしてもクリエイティブな仕事をしているとリミットを振り切って働かざるを得ない週末もあるだろう。そんな時でもこの物件であれば、気分転換にシャワールームでリフレッシュし、十分すぎるスペックのキッチンで夜食を楽しみ、小さな個室で仮眠を取る、なんてことも容易に出来るから有難い。不本意ながらもそのまま朝を迎えてしまったとしても、朝日を浴びる窓の外の緑がいつも以上に新鮮に見え、ここがオフィスだということを忘れさせてくれるかもしれない。普通では辛い。。としか思えないことも、“贅沢な朝”と思わせてしまうかもしれないこの特別な完全包囲を、一度味わってみるのも悪くないだろう。この物件では、渋谷という都市にいながら存分に緑を浴びる。そんな働く時間を日々体感してほしい。
EDITOR’S EYE
写真ではご紹介出来なかったが、建物のエントランスまでのアプローチも立派である。住居物件なので出入りの多い業種は難しいが、ついつい人を呼びたくなってしまうほどの外観と景観だ。