東オフィス・店舗|最上階メゾネット空間
EDIT
>>LOCATION
恵比寿といえば、毎年住みたい街ランキングのTOP争いをする程人気の街。トレンドを押さえたおしゃれな雰囲気だけでなく、どこか下町っぽさを残す商店街が駅からすぐのところにあり、庶民的な面も垣間見える面白さも魅力の1つだろう。恵比寿通りと駒沢通りのぶつかる恵比寿一丁目交差点の辺り。この辺りでは、比較的新顔とも言えるこの建物は、遠慮がちに交差点を覗き込んでいるように感じた。
>>SPACE
元々オーナー住居として作られた最上階のメゾネット区画。室内のど真ん中に配置された背骨のようなインパクトある鉄骨階段を中心に、下の階にはLDK、上の階には打合せにちょうど良いサイズの2部屋が配置され、住居タイプながらも比較的使いやすい間取りとも言えるだろう。室内の仕様としては、特別変わったものはないが、多方からの陽当たりも確保され、白と黒で統一されスッキリとした空間に温かみのあるフローリング、それだけでも第一印象は悪くない。下の階の奥にどっしりと構えるシステムキッチンや、上の階にはバスルームなどが付いているところに、住居感を感じてしまうが、実は水まわりなど含め、オーナー負担で設備の撤去も相談可能という、柔軟性の高さもこの物件の魅力と言えるだろう。
>>WORKSTYLE
元々の作り自体は住居ではあるが、オフィスとしても店舗としても利用可能で、さらには引渡しの設備状況まで相談できるという、自由度が極めて高い物件。この空間で働くならば、そんな空間の自由度に負けない働き方をしてみたい。例えば、より空間を自由に使えるようにキッチンを取っ払い、LDKには大きめのテーブルを配置して、ラウンジ感のあるフリーアドレスのワークスペースに。上の階は、そのまま使えばミーティングスペースになり得るが、敢えて1部屋をスタッフの好みに合わせた息抜き部屋にしてみるのはいかがだろうか。駅近という性質からテキパキと働くというイメージに繋がりやすいが、元々の住居の居心地を存分に生かし、ゆったり余裕を持っての働き方も相性が良さそうだ。
恵比寿駅からこんなにも近い場所でこれほどの自由度があれば、セオリーとしては店舗利用を考えたくなるだろう。そんな既成概念も、キッチンやバスルームなどと一緒に遠慮なく取っ払って、自分たちらしく誰よりも自由にこの空間を楽しんでいただきたい。
EDITOR’S EYE
前テナントはレンタルスペースとして利用していたこのメゾネット空間、用途も比較的柔軟に相談が可能だ。店舗も事務所も可能ということもあって、必然的にライバルは多くなるが、空間が気に入って頂けたなら、ぜひ一度遠慮せずに問い合わせてみて欲しい。