広尾オフィス・店舗|路面区画 スケルトン空間
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>>LOCATION
渋谷橋交差点から明治通りを広尾の天現寺橋交差点に向かって進む。恵比寿と広尾のちょうど中間辺りにこの建物を見つけることができる。
春になると、恵比寿でもさくら通りとしても知られているこの通りは、見事なほどに桜が咲き誇る。また、このエリアは大使館が多い事で、道を歩く人々がインターナショナルに様々な言語を話しているのを耳にする事に気が付く。オープンカフェでゆったりと過ごしている人々はどこか優雅。恵比寿エリアでもあり、広尾住所。このエリアの根強い人気の理由を垣間見ることができるだろう。
>>SPACE
明治通り、桜の街路樹が立並ぶ歩道に向かって大きく開いた間口が印象的な建物のIF路面区画。奥につれて細くなる空間だが、奥からも僅かながら光が採れる開口部があるので、閉鎖感はあまりない。以前は美容室を営んでいた場所で、今は完全なるスケルトン仕様な為、0(ゼロ)からの造り込みが必要となるが、裏を返せば100%自由に作りこむことができる。現在、明治通りに面する開口部にはシャッターしかないため、思い切ったエントランスからの作り込みからできると思えば、どんな顔にでもなり得る面白さもある。
>>HOW TO USE
店舗としてのポテンシャルはもちろんのことながら、有難いことに1Fでありながらリーズナブルに設定された賃料は、この空間をオフィスとして利用することも検討できる。
建物の顔となり、最初にこの空間の印象を決定づけるエントランス部分は、思いっきりこだわってみてほしい。室内は、設備設置の負担はあるものの、床壁天井は塗装をして綺麗にまとめるだけでも十分色気がある空間に仕上げることもできるので、コストコントロールさえきちんとできれば、オフォスとしての利用も悪くない選択だろう。空間から見えるのは、桜並木の歩道をゆったりと行き交う人と、昼夜せわしなく通り過ぎる車たち。優雅に四季折々の表情を魅せる桜並木や、そこから溢れる日差しを感じながら働く空間をイメージして、皆の視線を集めるような空間と、自分たちらしい働き方でこのエリアを楽しんでみていただきたい。
EDITOR’S EYE
1Fのオフィスは、賃料が高めの傾向がありなかなか実現が難しいが、この物件については、駅からの多少の距離もあってか、比較的リーズナブルな設定。エレベーターを使って行き来するオフィスにはない街との近い距離感があり、憧れるスタイルでもある。ふらっと一歩オフィスを出ればそこはもう街で、この物件では見上げれば目の前に桜の木。見方を変えればなんて贅沢な物件だ、と感じた。