千駄ヶ谷オフィス|新国立競技場至近コスパ良好空間
EDIT
>>LOCATION
場所は千駄ヶ谷2丁目。このエリアのシンボルとして存在感を放つ新国立競技場の周囲には、高い建物がなく、スカッと抜けたような青空を感じられる気持ちの良い場所。つい先日、新国立競技場に隣接する場所にはMEIJI PARKもオープンし、緑の溢れる広場と老若男女問わず楽しめる様なショップやカフェも出店したりと、なかなかの賑わいをみせている。そんな新国立競技場のすぐ脇を走る外苑西通りを観音橋交差点で折れたところ、アールを描いた特徴的な外観のこの建物を見つけた。
>>SPACE
今回の募集は3F区画。エレベーターを降りてすぐ目に入るのは、一面のウッドの壁の受付スペース。しっかりとした広さを確保した、ゆとりのあるスペース使いによって、第一印象は◎。そんな受付スペースを介して、会議室、執務スペース、水まわりとそれぞれに分かれる造り。執務スペースへの入口は2箇所確保されていることもあって、使い勝手としては、十分ポイントは高いと言えるだろう。受付スペース以外は、スタンダードなオフィス仕様ではあるが、内装はホワイト系のタイルカーペットに壁と天井も白で統一されていることもあって、清潔感がありスッキリと感じられる。それに加え、この空間の印象の良さをさりげなく底上げしているのが、窓面の多さではないだろうか。会議室側、そして執務スペース側と、どちらもぐるっと窓に囲まれていて明るい。最初の受付のインパクトに持っていかれるが、しっかり室内も過ごしやすく、土台のしっかりした地に足のついた空間だと思った。
>>HOW TO USE
このフロア入ってすぐにあるエントランスホール。受付目的と言っても、ちょっとした会議室よりも大きく、しっかりとした広さがあるため、来客時の第一印象を左右してしまうなかなか気の抜けないスポットだと思えた。そんな時にふと思い出したのが、人の第一印象は、出会って3秒で決まるということ。それならば、オフィスも入って3秒で、自分たちがどんな会社なのかということをわかってもらえる様に、さらに気合を入れてこのスペースを作り込んでみてはいかがだろうか。
現状のウッドの壁をそのまま活かしつつ、床もウッドのフローリングに変更して、木の温かみを感じる様なスペースにしたり、敢えて、ウッドを無くし、エレベーターを降りてすぐに企業のPR映像が投影される様なスクリーン代わりにするのも良いだろう。アウトドア好きなスタッフの多い企業であれば、室内なのに森?!と思えるくらい植物を置いてみたり、本気の自然を作り上げてしまうのも面白い。
ここで造り上げた受付スペースでハートを掴み、第一印象そのままにしっかり魅了する。そんな企業を目指して頂きたい。
EDITOR’S EYE
受付スペースを造りこむのは、もちろん重要だが、執務スペースについてもしっかりとその延長線上で、イメージの伝わる空間に仕上げるのを忘れずに。第一印象だけでなく、しっかり芯もありますとアピールして頂きたい。