神宮前オフィス｜天井高3.1ｍの上質な空間

>>LOCATION
住所は神宮前2丁目。コアなショップや飲食店さらには住宅が入り混じり、都心的な活気とローカルな落ち着きのあるエリア。駅からの距離は少しあるものの、道中には雰囲気のあるショップなどがあるので、そこまで距離は感じない。加えて、北参道や外苑前、明治神宮前や、原宿、千駄ヶ谷など、どの駅にも徒歩でアクセスできるのも、魅力の1つと言えるだろう。今回ご紹介する物件は、そんな神宮前2丁目の少し奥。トルコ大使館の裏手の細道にひっそりと立っている。

>>SPACE
2022年10月に竣工したスタイリッシュな印象な建物。現在レンタルスペースとして使用されている1Fと2Fが今回の募集だ。1Fは床や壁、天井を究極にシンプルに仕上げた上質な箱のような空間。開口部は入り口の1つしかないが、そこから差し込む光が空間に色気を与えていて、物は何もないが、むしろそれが完成形と思えるような魅力的な空間だ。
対する2Fは、ガッツリ作り込まれた住居仕様で、大きめなキッチンにゆったりとしたソファ、さらには暖炉などもついていて、まるでモデルルームのようでかっこよすぎる。少々住居感が強目ではあるものの、こんな場所で働きたい！と思えるほどのラグジュアリー感を感じられる。
どちらの空間も個性をしっかりと主張しているので、単体でもしっかりと空間を味わうことができるが、ふと、セットで使うシーンを考えた時、この空間たちのさらなるポテンシャルを感じるのは自分だけではないはずだ。

>>WORKSTYLE
それぞれ単独でも十分に魅力を放つ1Fと2F。どっちもある意味尖っていて良いなぁと思いつつ、ふと両フロアが塩と胡椒のような関係性にも思えた。
1Fはシンプルで癖もなく、だけど用途の柔軟性は高いので塩。家具などがあり、多少癖は強くてもしっかり風味のある2Fは、胡椒といったところか。どちらも特別な調味料ではないにしろ、絶対的な王道という存在で、その2つが合わさることで、お互いを引き立て合うような特別な関係性となり、また一味違った魅力を放つ。
そんな風に想像を膨らませると、この空間は、入居者という素材を引き立ててくれるスパイスとなる。そこに、さらに自分たちの遊び心もうまく混ぜ、そこで過ごす時間を存分に楽しむ。そうすれば、どんどんこの空間で過ごす時間の質は上がっていき、きっと愛着も増していくことだろう。
自分たちを引き立ててくれるだろうこの空間、いかがだろうか？

本文で語りきれなかったが、入居者であれば誰でも使用可能な屋上もついてくる。こちらもしっかりと質感の良いタイルが敷いてあり、広さもあって、様々な使い方がイメージできそうだ（何ができるかは要相談）。物件の後押しをする隠し味としては、十分な存在だろう。