五反田オフィス・店舗 | 駐車場付き1棟倉庫オフィス物件

>>LOCATION
ビジネス街や飲食街、住宅エリアなど、多彩な顔を持つ五反田周辺。誰もが知る有名ベンチャー企業も多く集まる事から、いつしか五反田バレーとも呼ばれるようになり、今でもスタートアップ企業には人気のエリアだ。そんな五反田駅を背にして、桜田通りを進むこと7分ほど。山手通りを越えて、首都高やTOCビルに囲われるような住宅街へ踏み入れると、間もなくして何気ない街並みの中にこの建物が現れた。

>>SPACE
建物は見たままの1棟倉庫。約50歳ほどといい年頃の建物で、背の高い建物の並びに、この建物だけギュッと小さくコンパクトに収まっている姿が、妙に可愛くさえ感じられた。
以前まで映像系企業のオフィスとして、20年ほど使われていたというこの建物。1Fは鉄骨剥き出しのスケルトン仕様。階段を上がった2Fは、ドーム型の不思議な形状の空間となっていて、どちらも天井高は3M以上と高めだ。上下で合計75坪という、ちょうどいいサイズ感。外には車数台分置ける駐車スペースもあり、屋根も付いていて、大きな扉からダイレクトに荷物を運び入れる事も可能。いかにも倉庫、という機能性と無骨感を備えた、男臭い感じがまたたまらない。正直、日当たりも良い方ではないし、古い建物なので所々ガタもきそうだが、そんな事はまったく気にするな。と、言わんばかりのワイルド感が漲る建物だ。
ちなみに、今後建物の表層が一部改修される予定。具体的には、正面の赤い鉄骨や壁面が白やグレーなどのモノトーンカラーで整えられるという。見た目の印象はだいぶ変わると思うが、いずれにせよポジティブな変身で、このカッコよさは失われることはないだろう。

>>HOW TO USE　
こんな倉庫物件をみれば、スタジオやギャラリー、店舗などなど、夢は広がると思う。しかし、あまり人気のない立地や光の入り方を考えると、結局オフィス利用が一番現実的に感じてしまう。いや、むしろここは割り切って、倉庫風オフィスとしてストレート勝負で挑んでもらいたい。イメージは海外のガレージオフィス。このざっくりとした空間をこのまま活かし、家具類をフランクに並べて気の張らない感じに仕上げる。大型の植物を点在させたり、自転車などもさりげなく室内に立て掛けていてもカッコいいし、そんな空間でポップなBGMとコーヒー片手にカタカタと仕事しているだけでも気分が高揚しそうだ。そんな海外のスタートアップ企業のような倉庫オフィス。それがベンチャー企業の集まるこの五反田エリアにあるからこそ、らしさがあって面白いのではないか。いつか成り上がってやるぞ。そんな大きな目標と強い意志を持って、この倉庫を拠点に大きな夢に挑んでみてはどうだろうか。

坪単価1.2万台というコスパの高さもまた魅力。正直、エアコンやトイレなどは残置物なので、どの程度使えるかも怪しいところだが、この賃料を踏まえれば、うまく吸収できるのではないだろうか。このままの姿でざっくりと働くのもよし。ガッチリ室内を作り込むのもよし。または条件が揃えば、スタジオや店舗系などに使っても良いだろう。希少な倉庫物件なので、とにかく気になったら急いで手を上げて欲しい物件だ。