六本木オフィス|開放感のあるガラス張りの1F路面
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>>LOCATION
六本木一丁目駅の南側は、泉ガーデンやアークヒルズなどが立ち並ぶビジネス街。さらに少し先には、まもなく開業を迎える麻布台ヒルズもあったりと超高層ビルのオンパレードとも言えるエリアだ。対して、六本木通りを挟んだ北側は神社やお寺、アメリカ大使館などもあるカオスなエリアになっている。そんな六本木通りの北側を走る一本の裏通り。六本木通りの喧騒が嘘の様に穏やかな場所に、カッチリとした印象のタイル張りの建物を見つけた。
>>SPACE
今回の募集は1F路面区画。この空間の一番の特徴は、道路側を全面ガラス張りにした、外に向けて開かれているということだろう。そんなガラス張りの路面区画が、もし一本表側の六本木通り沿いにあったとしたら、視認性の高さ故に、なかなか手が出ない様な賃料になってしまう可能性もある。しかし、この物件は、裏通りにあることで、賃料も比較的抑えられている上に、六本木通りの交通音や忙しない人の流れなどもなく、穏やかに働きたい企業にとっては、かなり良い環境にも思えた。室内はスタンダードなオフィス仕様のため、手を加える前提にはなってしまうが、そんなガラスの先にある植栽の緑が、いつも目に入ってくる心地良さも感じられる。さらには、建物裏側は、アメリカ大使館の敷地の緑がモリモリしていたり、猿田彦神社に隣接していて、こっそり守られている様な安心感もある空間だった。
>>HOW TO USE
多くの人は、普段意識していなければ、安心感のある大通り沿いなどを何の気なしに通行することが多いだろう。しかし、敢えて裏通りを通ると、自然といつもと違うアンテナが伸び、普段見ることができないものや場所に出会うことはないだろうか。この物件も、そんな裏通りに存在している。個人的にはこの通りの静かな雰囲気が結構好きで、普段から好んで通っていたため、この建物の存在もよく知っていた。前の入居者が入居していた時は、ブラインドによって中の様子があまり見えなかったのが少々残念で、だからこそ、この空間が募集になった時には、オフィスとしても、開放感のある利用をしてほしい。と思っていた。商品を外にアピールするショールームの様な使い方だけでなく、オフィスであっても、働き方や内装を外に見せつける様に、室内をしっかりと作り込んで利用する。そんな風に格好良く自信を持ってこの空間を利用できれば、あなたにとってここは裏通りではなく表になるし、この裏通りを通る人にとって新しい出会いを提供できることになるかもしれない。
EDITOR’S EYE
実は、今キャンペーンも行っていて、フリーレントなども相談ができる。そんなチャンスも活かし、拘りの室内を作り上げてみて頂きたい。