EDIT
>>LOCATION
渋谷から代官山の間、左手には山手線と埼京線の線路が並行する道沿い。こちらの建物は、現在、真っ只中で進んでいる桜丘再開発エリアの先にあるJR線路脇の建物。コンパクトながらも紛れもない1棟物件だ。
3分に1本通るといわれている電車のおかげもあって、リーズナブルな金額にて提供できている電車様様な物件である。
>>SPACE
建物は1棟丸ごと。1Fの路面から屋上まで、一貫して遊び尽くせる魅力的な状態。ほぼスケルトンに近い状況だが、前入居者のエアコン残置、トイレの設置があり、残すところのキッチンを整えれば、意外と手をかけずに利用開始も可能。それぞれのフロアの天井高もしっかり取れているので、細長い形状ながら広く感じるし、レイアウトを考える際にもイメージしやすい悪くない形状だ。
>>HOW TO USE
オフィスや専門学校の多いエリアのため、1Fにカフェ、2Fをラウンジ、3Fをオフィスというプランも成り立つかもしれない。自分たちスタッフだけではなく、みんなが気軽に集まれる場所をオフィス内に持つというのは、あらゆる可能性を広げる意味でも魅力的。
道路面に面した大きな開口部は、中の雰囲気を直接伝えてくれる看板のようなものになる。インテリアや照明、集まる人がその場の雰囲気を外に醸し出し、自然に人が注目することを狙ってみるもの面白い。自社を紹介する際に、この建物自体を紹介する事で、自分たちの働き方や、印象を相手に伝えられる、そんな役割を果たしてくれる存在にきっとなることだろう。
EDITOR’S EYE
気になる電車の音はというと、これは人によりけり。もちろん気になる方もいるだろう。個人的な感覚からいえば、こんなもんか?というのが率直な感想。是非その辺りは自身で確認してみてほしい。電車の音をかき消す事を言い訳に、音楽に溢れた空間にしてみるのも悪くないと思う。