恵比寿オフィス|上層階バルコニー付 SOHO空間
EDIT
>>LOCATION
場所は恵比寿。といえば、恵比寿ガーデンプレイスを思い浮かべる人は多いのではないだろうか。東京都写真美術館や恵比寿ガーデンシネマなどと、アートスポットや有名なステーキ屋「ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京」があり、デートスポットで人気の場所だ。その恵比寿ガーデンプレイスの横にある、くすの木通りを少し進むと、このコンクリート打ちっぱなしに型でくり抜かれたかのような建物が見つけられるだろう。
>>SPACE
今回は上層階の5Fと最上階6Fの2フロアが募集されている。共通することは、とにかく収納が多いことだ。いや、むしろ多すぎると言ってもいいかもしれない。メインとなるLDKからもう一室に向かうところまで壁にズラリと棚が並び、まるで収納に囲まれている印象。この空間を作った人は、もしかしたら収納への執着心がある人なのかと疑うレベル。その収納の多さからジブリ映画「千と千尋の神隠し」の釜爺のお部屋が頭によぎった。しかし、そんな実際の釜爺の部屋とは当たり前のように違い、床はフローリング仕様と天井はコンクリートと、この雰囲気から恵比寿らしいトレンディさがある。それぞれの棚には高さも自由に調整ができるところから機能性もあり、何よりバルコニーが広々としていて座れるスペースもあり風当たりが気持ち良い。そもそも住居仕様で作られたことも相まってなかなかの居心地の良さを兼ね揃えていた。
>>WORKSTYLE
正直な話、これだけのオープンな収納スペースがあるからか、空っぽの収納が並ぶというのは随分味気無いものだと思った。とは言え、全て書類や事務用品を詰め込むというのも重くなりすぎる。それならば、趣味のコレクションや、花瓶やアートなんかも置いてみる。そうすれば、機能性だけではなく小洒落た演出となり、なんなら愛着もましそうだ。そんなインテリアは来客時にも必ず目に入るから、それをきっかけにコミュニケーションにも広がる可能性も大きいのでは。
立地も空間も良く、上層階という気持ちよさを備えた物件。そして、空間に対して有り余る程のグッドな収納は、機能性だけではなく、おしゃれさや、愛着とコミュニケーションを生み出すきっかけと考えられたら、見た目以上に魅力的な働き方ができる気がした。
EDITOR’S EYE
もう一つ、意外と侮れないポイントはバルコニーの椅子のようなスペース。ちょっとしたコミュニケーションや、風にあたりながらリフレッシュするにはちょうどいい感じだ。