南青山オフィス | 最上階メゾネットSOHO
EDIT
>>LOCATION
青山一丁目駅と外苑前駅の中間あたり。神宮外苑へ続くイチョウ並木の青山通りを挟んだ向かい側に、ひっそりと佇む隠れ家のような建物がある。足元からてっぺんに至るまで緑が茂るコンクリート仕上げの外観は、どこかアジトのような雰囲気さえ感じられた。その最上階メゾネット区画が新たに募集を開始したという。
>>SPACE
エレベーターで6Fへ上がり扉を開けると、なんとも開放的な空間が現れた。メインになりそうなスペースは正面と左右の3面を窓に囲まれ、左側には六本木ヒルズまでストレスなく見渡せる抜け感のある眺望が。他の2面には窓先に緑が植えられており、一般的な空中階ではなかなか実感できない居心地の良さを感じられることだろう。その脇にはコンパクトながら屋根付きのウッドバルコニーもついており、緑を感じながら景色を眺めるのは気分転換に良さそうだ。7Fへはグリッド状の木製棚の裏に伸びる階段を使ってのアクセスとなる。こちらも3面を窓面に囲まれており、抜け感は下階に勝るとも劣らない。少し配置が変わったバルコニーからは下階とは違った景色を楽しめるだろう。この空間は少々コンパクトな印象がありながらも、どこにいても視線が抜けるため、そんなことは気にならないくらい気持ちの良い空間だった。
>>WORKSTYLE
撮影時はあいにくの曇り空にも関わらず、照明を点けずとも十分な明るさを確保できた。これだけ窓面が多いと夏の日射しが気になりそうでもあるが、あらかじめロールスクリーンが完備されているのでそれほど心配はいらないだろう。もともと住居仕様の物件のためバスルームやキッチンが面積を占めている点は気になるが、SOHO利用や遅くまで業務に打ち込みたい方にとっては嬉しい設備と言えるはず。合計面積的には5,6名ほどであればゆったりとお使い頂けるのではないだろうか。緑を取るか、眺望を取るか。はたまたバルコニーを占拠してみたり。スタッフの要望を聞きながらレイアウトを考えてみるのも楽しいかもしれない。
隠れ家のような建物の最上階。そこに広がる緑豊かなラピュタ的空間を自らの“庭”として、他にはない贅沢な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
住宅街でありながら気の利いた飲食店が点在するのもこのエリアの特徴で、実はこの建物の1Fにも品のある鉄板しゃぶしゃぶ店がある。まずは引越し祝いに、ときにはプロジェクトの打ち上げに、少し奮発して利用してみるのも良いかもしれない。