恵比寿オフィス | リノベーション居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
最寄りは恵比寿駅。東口から恵比寿郵便局へ向かって数分ほど進むと、そのまま道が枝分かれするように、右手に緩やかな坂道が現れる。ガーデンプレイスまで続くこの坂は、通称「恵比寿ビール坂」と呼ばれ、まるで飲み屋街のような名前だが、その道を実際に歩くとイメージはちょっと違う。通り沿いには森のような緑生茂るスポットがあったり、小洒落たカフェやレストランが点々としたりと、なかなか雰囲気もいい。そんな通りのちょうど中腹ぐらいに、この建物はどっしりと身を構えていた。
>>SPACE
古くも、新しくもなく、という年頃の建物だが、これまで幾度かアップデートを繰り返し、外見やエントランス周りなども印象は悪くない。今回はその5Fの募集となる。室内もまた、今時の空間というべきだろうか。設備の付いたスケルトン天井に、床はタイルカーペット貼り。空間の派手さはないものの、手を加えやすいニュートラルなベース空間という感じだ。天井も高く、部屋によっては天井を白塗装のパターンもあるので、空間ごとに印象は異なるのも面白味の一つでもある。また、北向きなので日中もすごく明るいというわけではないが、その分窓面が多く、北向きの安定した照度で日中を過ごすのも意外と悪くない。一部天井が斜めになっているので、少し窮屈感は感じてしまうかもしれないが、見方を変えれば、その屋根裏のような空間はどこかアジト感もあって、それはそれで面白い世界観が出せそうだ。
>>HOW TO USE
ガチガチに個室で分けるようなオフィス仕様よりかは、少し肩の力を抜いて、全体的にカジュアルに仕上げる方がこの空間の温度感に合っているような気がする。例えば、床のタイルカーペットを剥がし、下地のモルタルでそのままの仕上げ。そんな少し荒っぽい空間にデスクなどを並べ、打ち合わせスペースなどもシェルフで簡易的にエリアを分ける感じか。もちろん仕上がりは十人十色なので、どう仕上げるかはお任せするが、ちょっと首を伸ばせば全体が見渡せるような、そんなカジュアルに繋がったワンルーム空間がしっくり感じる。
実はこの建物。ここ数年、空きが出ても、世に出る前にすぐ次が決まってしまっていた、言わば秘蔵っ子のような物件。今回、久々に世に出せるこのチャンスを、見逃すべからず。
EDITOR’S EYE
現入居テナントの内装居抜きも相談可能!その内装をうまく利用できれば、内装費も抑えられ、移転コストを大幅に抑えられるのではないだろうか。